年金の名寄せ不具合の実態を体感したついでに昨今の政治経済状況に不満を呈す

年金問題とタカを括っていたわけですが、実際に自分及び家族の年金記録を照会してみると新聞で観ているような驚くほど杜撰なデータ管理状況を体感できました。

自分の場合は何ら不安はないのですが、家人のほうは厚生年金←→国民年金のやりとりが頻繁なので、試しにということで、

社会保険庁：年金個人情報提供サービス

にて、年金記録を照会してみました。
利用登録から照会可能になるまで2週間程掛かりますが、まあものは試しです。

で、やってみたら、自分の場合は問題なしだったのですが、予想通り、家人のほうでは年金記録の名寄せができていませんでした。

家人の場合、

厚生年金→国民年金→厚生年金→国民年金→厚生年金→国民年金

ということを繰り返しています。
さらにその間に会社も姓名も変わるということが幾度か。

現在から過去を辿ろうとしているのでしょうが、一番最初の厚生年金の記録（一番古い記録）がバッサリ消えておりました。

照会できた納付記録の最初のデータが国民年金になっているのですが、

年齢（二十歳時の年ないし厚生年金登録年）と国民年金の登録の日が一致していない。

これだけでデータ不整合ですよね。

納付記録に検索照会には名前や生年月日を主なキーにしているようですが、姓が変わっている家人のようなケースでは名前からは検索できません。

さらに、年金手帳には厚生年金の記号番号も国民年金の記号番号もついています。
まあ、それを統一したコードが基礎年金番号ですが、

基礎年金番号をキーにした情報に、どうやら高専年金の記号番号も国民年金の記号番号も入ってないようなのです。

だから、最初の厚生年金を名寄せできないなんてことになる。

統一するためのコードなのに、古いコードをデータにいれてないため、データをマージできていないのです。

で、何でその記録が出てこないんだと問い合わせると、データをマージするから、統合依頼用紙を送付する！！！とのこと･･･。

なんて杜撰なデータ設計、管理。

これに至った顛末を想像するだに、

・基礎年金番号配下のデータに厚生年金・記号番号、国民年金・記号番号のデータは含まれていなかった。
・データマージには名前や生年月日などを利用したが、名前は姓名変更などあるためマージキーにはできず、生年月日や名前そのものデータの入力がそもそもかなり杜撰なデータ入力
・データの整合性の判定をしていない（20歳から、もしくは厚生年金登録年で誰でもいずれか年金の記号番号を保持しているはず）

って感じですかね。

とりあえず、姓名の変更のある人は要注意だ。
まあ未納問題ってより、データのロストのほうが実は大きな問題だ。
男性はあまりないだろうが、女性はかなりこのケースは多いはず。
離婚暦、再婚暦がある人は特に。

こんなの社会人1年目のSE、PGでさえ、はたまた情報系の学生だったら、当たり前にできることだ。

クソだよ、クソ。
コイツら、マジでクソ。

基本的な社会システム自体が崩壊しつつあると言える。

年金は払っても支払われない、納付したことすら認識されてない、認識されてもデータはどこかにおき忘れられている
。
医療は患者が放置されたり、医者や看護士は足りない。

学校は、学校より塾のほうが学力をあげるとされ、ないがしろにされる割に、生徒が問題を起こすと、学校外の出来事でも、しつけでも学校の所為。

あげくの果てには税金は消費税を上げて、とにかく抵抗できない一般庶民から取ろうとする。

消費税が上がると必ず便乗値上げされるよね。

海外に出す援助金も廃止、宗教法人、特殊法人、株式、証券、為替から税金をとって、ガソリンの税金も半分にし、官僚や議員の給料も半分でいいだろ？もちろん公務員は解雇可。
解雇できねーから、やりたい放題なんだろうが。

ついでに子供の教育費、医療費はタダで且つ、給付金は居住区別でなく一律一元財源＆管理。
月5万くらいで良いだろ。
これで少子化も一気に解消。

して技術者、研究者、学者、教師、医者、看護士をもっと手厚く保護しろと。

つことで社会システムとしては末期症状を呈しているわけだが、そんな中、我々はどう生きていくべきか。

せっかく必死こいて幾ら単価を上げて稼いでも、増税＋それに波及する値上げで、それを一瞬にして失うのはオカシイと思うよ。

技術立国のくせに技術者を育てない、技術者報われないってオカシイべよ。

それとも一国総トレーダーを目指せっつーなら、国でトレーダー教育に勤めろよ。
毎晩、市役所でトレーダー講習開けよっ。
まあ結局、市場なんてバブルだから、何かあったら何も残らなくなっちゃうけどね。
一国総山師ってか。

とにかく民主でも自民でも新党でもどちらでも良いけど、官僚システムに負けないで、自国民の庶民の経済状況をひたすら追求する政策を打ち出してもらえないものかね？？

貧富の差、格差が出てくると、その格差間の不満を解消するために共通の敵を作ろうとするから、国全体の思想や行動として不健全な方向に行きがちなわけで、そんな誘導をする政治家なんかより、思い切り利益誘導な政治家（不当な利益の独占化は除く）のほうが本質的に正しい政治家なんだと思う今日この頃。

ある程度の豊さを持っていたら、他人のことなんてあまり気にならない。

ビジネス、金を稼ぐことが悪いなんていう奴、清廉潔白、無償の奉仕を並び立てる奴らこそが真の敵である。

なんてね。危険思想？(苦笑)

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