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2006/07/01

リケルメを下げて負けたアルゼンチン、完勝のイタリア

勝負の分かれ目はエースの交代だった。

ドイツ-アルゼンチンは死闘だった。
しかし、最後の最後で監督が全幅の信頼を寄せていたリケルメを下げた時に勝負の分かれ目があった。
ドイツは最後までリケルメを押さえ切れなかった。
そのストロングポイントを捨て、護りに入った瞬間から流れはドイツに行ったのだ。

ペケルマンはあの瞬間、何を考えていたのだろう?
それでもカンビアッソではなく、アイマールかメッシを投入していたならば、延長戦時に勝てたかもしれない。

にしてもドイツは勝ち運にも恵まれているが、攻守において、とても良いバランスを発揮している。

イタリアはザンブロッタが大ブレーク。
もともと余裕で勝てる試合だったが、ザンブロッタほどのユーティリティ性は素晴らしい。
超一流ではないけど、全ておいて一流であるわけなのだから。
つーか、守備から入るイタリアのプレイヤーって凄いよね。

次はドイツ-イタリアっすか。
これ、歴史的にかなり因縁めいてるよね。
サッカー史ではなく、世界史的に。

まあ、あまりファンタジー性はない組み合わせだろうけど、守備の攻防は見ものだよね。
玄人好みの試合だ。

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