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2006/07/07

銀河のワールドカップ

"夏のロケット"、"S.O.U.P"などで知られる川端裕人氏の著書。

プロになり損ね、そのうちリストラされたという触れ込みのオッサンが、子供達の指導をするうちにアイデンティティを取り戻すという話。
物語のテンポは良く、リアリティに目を瞑りファンタジーとして読めばとても面白いと言える小説。


普段、FUTSALや草サッカーでマジメにやって勝ちに行きたいタイプの人にはあまりオススメできない。
逆に楽しめれば別に勝たなくても良いぢゃんって言う人には良いと思う。

そんな瑣末なことさえ気にしなければ読む価値は高い小説だと思う。
特に子供にスポーツをマジメに始めさせたいと考えている親には。

始めさせるときは好きなことやれで良いと思うんだけど、ある時期(それは子供によって違うと思う)から、他人への配慮、技術、戦術、ルール付けなど制約と賞罰は必要だと思う。

オレはむしろ好きなことやれっつーよりは、互いにマジメに人のために動いて勝利を掴む行為ことこそ、サッカーなどの集団スポーツの本質だと思う。

他人を無視、他人に尽くさずに楽しめはしない。
ましては勝てはしない。

コミュニケーションと相互フォロー、それを早いうちに体験できれば、本質的にスポーツを楽しめ、嫌なことがあっても好きなまま続けられると思う。

そう思うからこそ違和感を、この小説から感じる部分もある。

気が向いた人は読んでみて。
ホント、ライトな感覚で読めるんで。

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