龍時 01-02、02-03、03-04
"プレイヤー"視点のサッカー小説をご紹介。
作者急逝のため全3巻で完結扱いです。
最近、やっと文庫で揃ったので全購入、一気読みです。
1シーズン毎に話は完結しているのでスッキリ読了できます。
1冊目は01-02シーズン、主人公が日本を飛び出してスペインに行き、悪戦苦闘しながらも徐々に成果を出していくまで。
プレイヤー視点で描かれているのですが、ちょっとでも本気でやったことがあるのならば、ホントこれにハマります。
スペインの事情なども詳しく描かれており、日本人がスペインで活躍できない一旦がこれらにあることが理解できることでしょう。
2冊目は02-03シーズン、1冊目で成果を出した主人公が移籍先での葛藤と活躍を描きます。
前作に比べるとちょっと感情移入度は下がりますが、やっぱり面白かったですね。
3冊目は03-04シーズン、U-23日本代表に召集された主人公が監督との確執、葛藤を乗り越えて成長するまでを描きます。
1冊目の感動再びって感じですが、監督と選手の関係が良くわかります。
後書きでも述べられているのですが、実際に現役や元Jリーガー、サッカー関係者ととてつもなく時間を掛けて取材し、吟味して描いていることが良くわかります。
中西哲夫、マジメに仕事してるんだなーと意外な一面を観れた気がします。
あと、これを読んだ後、ホアキンやベティスをかなり応援したくなること請け合い。
珍しいサッカー小説ですが、限りなくリアルに自分は感じられたなぁと。
できれば、後書きに書いてある怪我やリハビリとかも描いて欲しかった…。
サッカー好きの方、ぜひ読んでみてください。
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