新シルクロード 第4集 タクラマカン 西域のモナリザ
新シルクロード 第4集 タクラマカン 西域のモナリザの感想です。
今回はホータンの仏教美術に関する内容でした。
前回の低調さ比べれば、今回は素晴らしい内容でした。
特に遺跡の発掘で壁画が現れる部分には鳥肌が立ちましたね。
この柔らかい表情の仏が日本に伝わってくると気難しい顔になるのは国民性の差なのでしょうか?
仏教国家でああったホータンがあった地域は今はイスラム文化圏となっているわけですが、その仏教遺跡の多くがホータンが滅び、仏教→イスラム教となった段階でその多くが失われてしまっています。
そして、今現在でもその貴重な遺跡が砂の中から顔を出したとしても、盗掘や破壊されてしまうことが多いみたいです。
こうした状況を見ると一神教の在り方というものが、すごく排他的なのではないかと思います。
多神教の場合は多くの土着の文化を取り込み昇華させて行ってるのとあまり対極的であります。
今回は感心させられるとともに宗教や文化の在り方などについても考えさせられるものでした。
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